2015 年 08 月 02 日
秋の舞踊公演「水明会」のご案内
花街・先斗町の秋の風物詩として親しまれています舞踊公演「水明会(すいめいかい)」の日程と演目が決まりました。
日程:2015年(平成27年)10月15日~18日。
公演は毎日午後4時から。
会場:先斗町歌舞練場(京都市中京区先斗町三条下る)
料金:S席8,000円、A席7,000円、自由席3,000円
【演目】
①清元「青海波(せいがいは)」:島国・日本を象徴するように、海の景色を織り交ぜた品のある祝儀舞踊。季節の移ろいに合わせ、松島や三保の松原、天橋立などが登場します。多くの舞踊会ではおなじみの曲といえます。
②長唄「藤娘(ふじむすめ」):これも人気曲の一つ。藤の精とされるあでやかな娘が、変化に富んだ振りで舞台を彩ります。
③長唄「時雨西行(しぐれさいぎょう)」:旅を続ける西行法師は、雨を避けようと1軒の家に身を寄せます。家の主は遊女ですが、西行が目を閉じると彼女が菩薩に見えるという不思議なストーリー。
④常磐津「釣女(つりおんな)」:大名と家来が「お嫁さんが授かりますように」と神社で祈願。その後、釣りざおの糸を垂れると大名のさおには美女が、家来のさおには醜女がかかってしまうというなんともユーモアあふれる演目です。
【チケット】
後日掲載いたします。
2枚以上からの注文でおねがいいたします。
【申し込み】 チケットの申し込みは、メール(ponto-cho.daiichi@zeus.eonet.ne.jp)か、電話(075-221-1938)で承ります。
お申し込み時に、チケット代金のお振り込み先をご案内させて頂きます。ご入金確認後、チケットを発送をさせて頂きます。 メールでのお申し込みの場合、確認とご連絡に時間を要することがございます。ご了承下さい。また、チケットは数に限りがございます。
※お振り込み手数料、発送料はお客様のご負担でお願いしております。
10月から11月にかけて、先斗町はじめ、他の四花街でも秋の舞踊公演が開催されます。華やかで、にぎやかな雰囲気の春に対し、秋は芸妓・舞妓(先斗町では、芸妓だけが舞台に立ちます)が修練してきた技芸の成長を見ていただく場といえます。 とはいえ、堅苦しい公演では全くありません。春は花街や伝統芸の魅力を身近に感じていただき、秋には「もう一歩踏み込んで」、それらの世界の面白さに触れてもらえたらと思っております。 京都の魅力が際立つ春と秋。花街・先斗町の舞台で、深まりゆく秋の京都を感じてもらえたら。